徳島の人々の胸に宿る、なつかしい音楽。
みんなのおやつ、ハレルヤのお菓子。
金長まんじゅうは、
徳島県民の心のよりどころ(でありたい…)。
ハレの日の華やいだ宴で、
こどもの日のはしゃいだ一日に、
お茶請けとして来客をもてなすために、
職場のおやつとして机のなかに、
何気なく思い出して買ってしまった昨日のように。
封を切った瞬間の香ばしさが
鼻腔をくすぐり、
チョコレート生地にくるまれた白あんが
お菓子の愛らしさと
子どもの憧れを運んでくれたのです。
ああ、金長まんじゅう。
気取らないお菓子の変わらないおいしさ―。
その気持ち、いつまでも持ち続けたい。
社員として、そしてひとりの徳島人として。
ハレルヤは22世紀に向けても変わることなく
地元の愛を奏でるお菓子でありたいな。
■阿波狸合戦と金長まんじゅうの由来■
天保10年、洪水で家を流され、大和屋の主人に助けられた金長は、その大恩に感激し主人のもとで一生懸命働いたため、大和屋は大繁昌した。
そこで四国狸の総頭六右衛門のもとで2年間勉学し正一位の望みを果し、再び大和屋で働こうと決意したが六右衛門に許されず、彼の非凡の見込み娘婿にとの懇望を拒絶したため襲撃にあい、小松島にのがれた金長は復讐に燃え、阿波狸を総動員し淡路島の加勢を得た六衛門と勝浦門の大合戦で金長軍が勝利を得た。
以来、110余年彼の感謝報恩精神は偉大な感化を世人に与え、弊社は金長の得を讃えるためその名に因んで金長まんじゅうを謹製した次第です。